1. 家計ブログ
  2. お金の貯め方
  3. 教育費はいくら準備すれば良いの? 安易な「奨学金を借りる」は落とし穴かも…
 

教育費はいくら準備すれば良いの?
安易な「奨学金を借りる」は落とし穴かも…

2025/12/05
教育費はいくら準備すれば良いの?
安易な「奨学金を借りる」は落とし穴かも…

子どもが18歳になったらかかるお金

  • 教育費はいくら準備すれば良いの?

  • 夫が「奨学金を借りる」と言っています…

セミナーや家計スクールでも良く聞かれるこの2つ
わたしなりの考えをアンサー記事として書きたいと思います。


「子ども達の教育費が不安」

わたしも無知な状態からお金について勉強しはじまた時も
「子ども達の教育費が不安」との想い・状態からでした。

いくつか考え方のポイントを書きたいと思います。

考え方のポイント

1.残りの年数は何年あるか?

一番重要なのは、お子さんが18歳になるまでの期間はあと何年あるか?

メルマガ登録者さんには→夢の家族年表と書き方を無料配布していますので、ダウンロードして使ってくださいね^^


2.親としてどこまで準備してあげたいか?

実際に「いくら貯めたいか?」を決めていきます。
ここでご夫婦間で話して決めてほしいのですが、参考までにわたしの考えを書いておきますね。

わたしが決めた目標額は一人500万円
多すぎず、少なすぎずな金額だと思っています。
ざっくり大学の四年間に毎年100万円ほどかかると考えて、+予備費として100万円の合計500万円です。

ここで大事なのは、教育費を青天井に考えず、ある程度の上限を決める事だと思います。
その理由を詳しく書いておきます。

教育費を含む、人生にかかる大きな3つの資金を人生の3大支出と呼びます。
  • 教育資金
  • 住宅資金
  • 老後資金
この3つはお互いを増やしすぎると、お互いに影響があります。
何を言っているかと言いますと、例えばこんなケース
「子どもの教育資金を出しすぎてしまった為、老後のお金が貯まらず、結局は老後に子どもにお金を頼って生活するこれを聞いてどう思われますか?

実際によく起こるケースだそうです。
ですので、どの項目も目安となる予算額・目標額を決めておくことは重要と考えています。

その逆にノープラン過ぎて、行き当たりばったりなのも考え物です…


3.安易な「奨学金を借りる」デメリット

子どもの学費は、先ほど述べたように人生の3大支出と呼ばれるほど【時期と金額帯】が明確になりやすいお金です。
つまり、子どもが生まれたら親としては確実に準備すべきお金だと思います。(目標額は家計の状況に合わせてくださいね。)

ここで、題名・冒頭2つ目の疑問
夫が「奨学金を借りる」と言っています…

お子さんが大きくなる前にどれだけ準備しておいてあげるか?で、借りるとしても子どもの奨学金=返済額は変わってきます。

スレッズでは当事者が「返済に15年かかった」と呟いている投稿がありました。
その投稿を見たときに思ったのは、
同じ15年の時間を使うなら、子どもが3歳~18歳の15年間にお金を貯めておいてあげて欲しいなと感じました。


まとめ

貯まっているお金があれば、有利な金利を選ぶ事や
もし大学に行かなかったとしても、子どもの結婚・出産などでプレゼントする事もできますし、
自分達の介護・老後資金にあてる事もできます。

ですが、お金が貯まっておらず子どもが18歳を迎えると同時に、奨学金と言う名の借金からスタートの人生を子どもに贈る事にもなりかねません…
「お金の事は難しいから…」と先延ばしせずに、無料相談だけでも頼って貰えたらと思います。